新潟県・長岡市・本願寺新潟別院

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【 概 要 】−本願寺新潟別院は天保4年(1833)に本山である西本願寺(京都府京都市)20世廣如宗主の許可を得て本尊(阿弥陀如来)を授かり創建した寺院です。与板藩主井伊直経が篤く帰依し、境内地(敷地約5000坪)を寄進すると嘉永6年(1853)から境内の整備が開始、しかし、元治元年(1864)に渡し舟沈没し死者が多数に上り、幕末には世情が不安定で特に与板藩は周辺諸藩とは異なり新政府軍に与した為(本藩格である彦根藩に従った為)、集中砲火を浴び大きな被害を受け、安定した工事は行われませんでした。そのような中で与板城の城下町の豪商として知られた中川津兵衛(中川正甫)が経済的に支援し慶応元年(1865)には中門を寄進し境内には墓碑が建立されています。戊辰戦争が終結し明治維新が成ると、特に瓜生村出身の倉重忠右衛門を中心に浄財を集める為に尽力し(その後、忠右衛門の顕彰を讃え「倉重忠右衛門の筆子塚」が建立されています)、明治3年(1870)にようやく本堂が竣工、明治4年(1871)には廃藩置県により与板藩が廃藩、与板城も廃城となり、与板城の大手門を当寺の山門(長岡市指定文化財)として移築しています。当初は本願寺与板別院と称していましたが平成9年に三条別院(三条市)と合併したことにより本願寺新潟別院と改称しました。

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本願寺新潟別院(長岡市):周辺の見所

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