　新潟県・長岡市・栄涼寺

【概　要】－栄涼寺は永禄年間、牧野成定によって牛久保城（三河国宝飯郡牛久保・現在の愛知県豊川市牛久保町）の城下に光輝庵として設けられ創建したとされます。天正１８年（１５９０）、徳川家康が関東に移封された際、牧野家も上野国大胡領（群馬県前橋市河原浜町）２万石で移封すると随行し、さらに元和２年（１６１６）、大坂の陣の功により長嶺藩に移封、城下が完成する前の元和４年（１６１８）に長岡藩（本城・長岡城）に移封となりました。初代藩主牧野忠成は城下を計画する際、光輝庵も招聘し父と両親の戒名から光輝山月照院栄涼寺に改称、歴代牧野家の香華院としました。藩内でも栄涼寺は本妙寺、長興寺と共に庇護され格式も高かったとされ境内には１２代藩主牧野忠訓、１３代藩主牧野忠毅の墓碑をはじめ長岡藩士の墓が数多く建立されています。

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栄涼寺（長岡市）：周辺の見所

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