新潟県・五泉市・日枝神社

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【 概 要 】−日枝神社は延暦15年(796)に最澄(日本の天台宗の開祖)によって創建された神社で、当初は臥竜山(高校裏手の低山)に鎮座し雨乞いの神として信仰されたようです。祭神の大山咋命は日吉大社東宮(滋賀県大津市坂本)の祭神で元々は鎮座地である比叡山(日枝山)の地主神で、比叡山延暦寺の守護神として信仰されました。大巳貴命は日吉大社西宮の祭神で大国主と同神とされ大津京の守護神として信仰されました。天台宗を広めた最澄は当地に竜形山修学院(後の龍形山正円寺?)を開山した際に、比叡山延暦寺と同様な形態をとる為に、日吉大社の分霊が勧請されたと思われます。永徳2年(1382)に奉納された鰐口には「村松山王大権現」の銘が地名の「村松」の初見とされ、地名の成り立ちの資料として貴重なものとされます。正保元年(1644)に掘直吉が村松に入封し村松藩(本城:村松城)を立藩すると日枝神社は村松藩五社の1つとして庇護の対象となりました。日枝神社は社領2石5斗と諸費用が安堵され、江戸時代末期の弘化2年(1845)には村松藩9代藩主堀直央が現在地(山王山:当時は歯骨堂山)に遷座し社殿を造営しています。上記のように古くから神仏習合し「山王大権現」と呼ばれていましたが、明治時代の神仏分離令を経て、社号を「日枝神社」に改称し、明治5年(1872)に郷社に列しています。

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