新潟県・三条市・最明寺

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【 概 要 】−最明寺は天平年間(729〜749年)に法相宗の僧侶とされる甚諦によって創建された古寺です。鎌倉時代に幕府の執権を辞して出家した最明寺殿(北条時頼:出家した後も事実上の最高権力者で得宗専制政治とも言われています。最明寺入道として全国各地に伝説が流布されてますが、南北朝時代以後に発生した伝説とされ事実の真偽は不詳とされます。)は越後を巡錫した際に当寺を訪れ、真言宗に改めて、自らの法名に因み千手院最明寺と寺号を改称し、越後三十三観音霊場第33番札所(最終納所)に選定さています。観音堂に本尊として安置されている千手観世音菩薩座像(三条市指定有形文化財)は奈良時代の高僧として知られる行基菩薩が彫刻したと伝わるものですが、学術的には鎌倉時代の13世紀前半に仏像とされ(頭上には菩薩面30面を4段とする珍しい形式)、法相宗の寺院だった時は本尊として祀られ、真言宗に改宗した際、本尊が大日如来となった為、観音堂に遷されたと思われます。千手観世音菩薩座像は毎年2月18日と8月9日のみ御開帳となり開帳護摩法要が行われています。

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