新潟県・三条市・中山神社

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【 概 要 】−中山神社が何時頃から祀られているのかは判りませんが、延暦年間(901〜923年)に藤原淡海公の胤 西野小次郎忠吉が神職に就任した際、官社として認識され、平安時代に成立した延喜式神名帳に記載されたとされ、承平年間(931〜938)には社領町歩を賜っています。当初の鎮座地は大崎村字中山でしたが文治年間(1185〜1190年)に五十嵐小文治が他所(七社平)に遷座し、改めて七代神を祀るようになった為、「七社大神」と呼ばれるようになっています。五十嵐氏は古墳時代に当地域を開発したとされる五十日帯彦命の後裔で、五十嵐館を本拠地にして長く当地を支配し、中山神社もその庇護にあったと思われます。応永33年(1426)に下田長尾家が高城城(三条市指定史跡)が築かれると下田長尾家が台頭するようになり、延徳年間(1489〜1492年)には社領が認められなくなり衰退しました。戦国時代になると新たな領主となった大崎越前守(上杉輝虎(謙信)の家臣)によって庇護され永禄年間(1558〜1570年)に大崎村(現在地)に遷座しています。毎年、例祭がある4月17日と9月17日に奉納される三条神楽は新潟県指定無形民俗文化財に指定されています。

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