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【 概 要 】−浄念寺は代々村上藩主である本多家、榊原家、間部家の菩提寺となった浄土宗寺院です。元禄2年(1689)6月28日(陽暦8月13日)には松尾芭蕉と曽良が奥の細道行脚の際に村上城の城下を訪れ、曽良が長島藩(現在の三重県桑名市長島町)時代に御世話になった村上藩の筆頭家老・榊原氏の墓参と珂碩上人縁の寺だったこともあり浄念寺を参拝しています。現在の浄念寺本堂は文化15年(1818)に建てられたもので、地方では珍しい大型土蔵寺院建築で内部の吹き抜けや正面唐破風の彫刻など見所の多い建物で、平成3年(1991)に国指定重要文化財に指定されています。本堂の建設にあてっては前藩主鯖江間部家(間部家は村上藩から鯖江藩:現在の福井県鯖江市へ移封)と内藤家の寄進によるものが大きく江戸藩邸で両家臣が打ち合わせした事が記録に残っていて当時の江戸城下の建築技術を取り入れたと考えられています。浄念寺境内には六代将軍徳川家宣と七代家継に仕え、享保2年(1717)から村上藩主となった間部詮房の御霊屋・御門・墓碑・位牌・木造坐像があり村上市指定文化財に指定されています。 |
浄念寺(村上市):周辺の見所 |
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