新潟県・柏崎市・専弥寺

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【 概 要 】−専称寺の創建は永仁元年(1293)一遍上人の高弟真教が開山したと伝えられています。中世は地頭だった北条(毛利)氏の菩提寺となり応長元年(1311)に北条時元が寺領を寄進時宗道場としています。戦国時代後期になると北条氏は春日山城の城主である上杉謙信の家臣となった事もあり繁栄しました。しかし、謙信が死去すると後継者争いが激化し、天正年間(1573〜92)におきた「御館の乱」で当時の領主北条景広は上杉景虎側に付いて討ち死にします。庇護者を失った専称寺は一時衰退しますが享保2年(1717)に説賢和尚によって再興され現在にいたっています。又、専称寺の境内にある山門は別名"豆の木御門"と呼ばれ伝説が残っています。昔、この村にいた太郎という少年が継母に虐待を受け、家督をかけ継母の実子と争う事になり、より多く豆を収穫した方を勝ちとしました。継母は太郎の蒔いた種に細工したので全く芽が出ませんでしたが、たった1本だけ芽が出たところ見る見る大きくなり大樹となって義弟よりも多くの豆を収穫することが出来ました。この豆の木は専称寺に寄進され、山門を建てたということです。

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